上原ひろみ / アナザーマインド
この度、新たにパソコンを購入し、音楽データをパソコンにコピーできることを知った。
そこでレンタルでCDを借りて来るようになったわけだが、TUTAYAでたまたま視聴をしたところ、とんでもない衝撃を受けた。
ピアノ、ベース、ドラムの3パートが基本で、たまに他の楽器も登場する。
聴きどころはもちろんピアノだが、私はドラムプレイも気に入ってます。
昔ドラムをちょこっとやってた影響だが、こんな風にプレイができたらなと、憧れも含まれてるかな。
いいところにいい音を打つ!このニクさが背筋を凍てつかせる。
それにしても、ピアノってこんなことができるのかと、唖然としてしまう。
迸る音も粒が揃っているので、メロディーとしての認識もすべてにおいて可能。
ポール・ギルバート、クリス・インペリテリ、ヌーノ・ヴェッテンコート等のギターは高速引きでも音の粒がしっかりと表現されているが、それのピアノヴァージョンと言えば、納得して頂けるか。
ゴールデンジャズ大賞か何かを受賞しているということらしいが、ジャズという枠を意識することもないくらいにメロディーもしっかりしている。
全く音楽に興味のない友人に薦めたら、ハマってくれた。
カテゴリーなんていらないと思う。
聴きまくって聴きまくったら、次々と新たな感動が上塗りされてくる、奥深さも十分だ。
本日の一押し
2曲目「ダブル・パーソナリティー」
この曲はギターとサックスが入っているが、ちょっとギターがしょうもない。
しかし、このしょうもなさを払拭するかのようなピアノプレイが後半に炸裂するのが熱い。
11分の長丁場だが、これは聞く価値あり。
このギターのおかげで最後に大いなる感動が味わえる。