裁判員制度

裁判員制度ってなんだ?
私は普通のサラリーマンでありまして、仕事に振り回される毎日です。

では判り易く箇条書きで列挙してみます。

  • 国民から抽選でピックアップで裁判員を選び
  • 刑事裁判の判定をおこない
  • 有罪ならばどれだけの刑罰を科すのか
  • 地方裁判所でおこなわれる裁判でかつ、殺人、強盗など法律で決められている重要な犯罪に限る
  • 抽選で選ばれた国民は本裁判官と面接し、裁判官としてふさわしいと判断されなければならない
  • 当事件と関わりがあったり、思想的に偏っているなどで公正な判断ができないと判断されれば外される
  • 選ばれれば原則辞退はできない
  • 70歳以上の高齢者、学生、介護者がいるなどのやむをえない場合は、この限りではない
  • 国会議員、自衛官、弁護士などの一部の職業は対象外
  • 日当や旅費は出るらしい


そもそもは「司法制度改革」の内訳のひとつであり、もう二つは「司法ネット」と「法曹養成制度」と呼ばれるものです。
米国や英国では「陪審員制度」と言う同様な制度があり、フランスやドイツでは「参審制度」なるものがる。

このような制度が、外国はともかく日本で採用される背景として、現状の判決では納得がいかないぞと言う国民の声が大きくなってきたことがあるらしい。
それはそうだろう。そうでなければこのような「司法制度改革」などおこなう必要がないのだから。


しかし思うのだが、国民が判決に不満がある、と言ったからと、じゃああなたが判決しなさいと言うのは子供の喧嘩の様相ではないか?
その道の専門家にもっと精進して頂くのが自然な形だと思うのだが、違うのだろうか?


私は普通のサラリーマンでありまして、仕事に振り回される毎日です。
司法のことなどサッパリ解りません。
司法が下した判決に不満があったからと言って自分に判決が下せるとはとても思えないのですが。